
はじめに
みんな、また来てくれてありがとう!
第2回では「褒めてくれるアプリ」を作ったな。ランダム処理を体験できて、少しPythonらしくなってきたやろ?
今回はその「ランダム」をさらに活かして、「サイコロシミュレーター」 を作ってみようと思うで。
実行すると、1〜6 の目を出してくれるアプリや。
完成イメージ
実行するとこんな結果が出るで:
サイコロの目は 4 です!
何度も実行すると、1から6までの数字がランダムに出てくるんや。
ヒント(使用するコード)
・import random
→ Pythonの標準ライブラリで、乱数を扱うときに必要や。
・random.randint()
→ 指定する引数によってランダムな要素を返してくれる関数や。
・print(...)
→ サイコロの結果を画面に表示する。
コード全文
↑のヒントをもとに一度自分で考えてみてな。
# Lesson 3: サイコロシミュレーター import random dice = random.randint(1, 6) print("サイコロの目は", dice, "です!")
実行方法
第1回・第2回と同じく、VSCodeで新しいファイルを作って保存して実行するだけや。
- VSCodeで新しいファイルを作る
- 上のコードをコピー&ペースト
lesson3.py
という名前で保存(拡張子.py
を忘れずに!)- ターミナルを開いて次を実行:
python lesson3.py
(もし動かへん場合は python3 lesson3.py
を試してな)
応用アイデア
- 2個のサイコロを同時に振って、合計を表示する
- サイコロを何回振るかを
input()
でユーザーに聞く - GUIでサイコロの目をイラストで表示してみる
まとめ
今回は 「サイコロシミュレーター」 を作ったで!random.randint()
を使えば、簡単に整数の乱数が作れることがわかったやろ?
👉 次回は Lesson 4: じゃんけんアプリ!
ユーザーの手とコンピュータの手を比べて勝敗を判定するアプリを作っていくで。