
はじめに
第7回では「四則演算電卓(コンソール版)」を作って、計算処理やエラー対応を体験したな。
今回はもっと生活に役立つ、単位変換アプリ を作ってみるで!
例えば、cm を m に変換したり、摂氏(℃)を華氏(℉)に変換したりできる便利ツールや。
完成イメージ
実行するとこんな感じになるで:
どの変換をしますか?(1: cm→m, 2: m→cm, 3: ℃→℉, 4: ℉→℃):1 変換したい数値を入力してください:250 結果: 2.5 m
ヒント(使う要素)
input()
→ ユーザー入力float()
→ 数値変換- 関数化 (
def
) → 変換処理をまとめる - 条件分岐 (
if
) → 選択肢ごとの分岐
コード全文
# Lesson 8: 単位変換アプリ(cm↔m、℃↔℉) def cm_to_m(cm): return cm / 100 def m_to_cm(m): return m * 100 def c_to_f(c): return c * 9/5 + 32 def f_to_c(f): return (f - 32) * 5/9 print("どの変換をしますか?") print("1: cm → m") print("2: m → cm") print("3: ℃ → ℉") print("4: ℉ → ℃") choice = input("番号を選んでください:") value = float(input("変換したい数値を入力してください:")) if choice == "1": print("結果:", cm_to_m(value), "m") elif choice == "2": print("結果:", m_to_cm(value), "cm") elif choice == "3": print("結果:", c_to_f(value), "℉") elif choice == "4": print("結果:", f_to_c(value), "℃") else: print("エラー:1〜4を選んでください。")
実行方法
- VSCodeで新しいファイルを作成
- 上のコードをコピペして
lesson8.py
として保存 - ターミナルで次を実行:
python lesson8.py
(動かへん場合は python3 lesson8.py
)
応用アイデア
- kg ↔ g、km ↔ m など、変換の種類を増やす
- GUI版にして、選択メニューをボタンにする
- 複数回続けて変換できるループを追加する
まとめ
今回は 「単位変換アプリ」 を作ったで!def
で処理を関数化すると、アプリが整理されて拡張もしやすいのが分かったやろ?
👉 次回は Lesson 9: ランダム占い。
おみくじみたいに「大吉」「中吉」「凶」などを表示する楽しいアプリを作るで!